Millburn社、UCITSファンドの毎日換金受付を開始

Millburn Ridgefield Corporation（以下Millburn）が運用するマネージドフューチャーズのDB Platinum IV dbX Millburn Multi-Markets Index Fundが、毎日換金受付型に移行しました。同ファンドはUCITS（※ユーシッツ）準拠ファンドであり、複数市場にシステム的に投資しています。

※注：UCITS（ユーシッツ）とは、Undertakings for Collective Investment in Transferable Securitiesの略で、欧州委員会が制定した指令（UCITS指令）を満たすファンドを指します。

同ファンドは先日、開設から一年を向かえ、1億800万ドルの運用資産を有しています。開設当初は、週に一度の換金受付を行っていました。また同ファンドはヨーロッパを拠点とし、UCITSの指令に準拠するマルチマーケット投資プログラムに投資します。

マルチマーケット投資プログラムは、120以上もの多様な市場でトレードを行います。またシステム的に、様々なトレンド追従・非伝統的投資アプローチを駆使します。これらの投資手法は数多くの種類のデータと幅広い期間的枠組みを用いています。例えばそれぞれの保有期間は、短期（日計り）から長期（数週間～数ヶ月）まで、様々なモデルを使用しています。マルチマーケット投資プログラムが7年以上の運用実績を持ち、これまで株式市場、債券市場、およびヘッジファンドの諸インデックスとの低い相関性を実証してきました。

Millburnのエグゼクティブ・ヴァイスプレジデントのBarry A. Goodman氏は「Millburnは米国で先駆的にUCITSファンドを運用してきました。投資家の方々がCTAを始めるにあたって、また既に持っているCTAポートフォリオの分散化をめざす堅実な選択として、我々が信じる非常に効果的なやり方を提供したいと思っています。グローバル株式市場のボラティリティに対応し、保有しているポートフォリオのリスク分散化を望む個人投資家の方々には、毎日換金可能型のUCITSは非常に魅力的なものとなるでしょう」と述べました。

ドイツ銀行のストラクチャードファンド部門長のAlex McKenna氏は、「UCITSヘッジファンドの業界大手として、同ファンドの日々換金性をぜひ広めていきたい。流動性および換金性の工場は、我々がより良い商品を作るための継続的努力の一例といえます。」と語りました。なお、毎日換金型へ移行した時点で、ドイツ銀行ストラクチャードファンド部門の運用資産は120億ドルを超えています。

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