年次調査により、企業と投資アドバイザーの間でオルタナティブ投資が広く活用され続けていることが判明しました。ただし、成長は緩やかなようです。
大手独立投資リサーチ提供社のMorningstarとDow Jonesが発行する経済誌Barron'sが今日、企業と投資アドバイザーにおけるオルタナティブ投資への認識とその使用について調べた第4回年次調査のハイライトを発表しました。
「機関投資家と投資アドバイザーは2008年の危機以来、オルタナティブの保有を大きく拡大し、ポートフォリオにおいて重視し続けている」と、クローズドエンド型ファンドで、Morningstarのオルタナティブリサーチを行うETFの取締役、Scott Burns氏は語りました。「しかし、投資家が配分を増やし、過去数年間で市場全体に対して精彩を欠くオルタナティブのパフォーマンスがその熱を冷まさせるにつれ、成長は減速してきている」
MorningstarとBarron'sは2012年1月に調査を行い、264の機関と365の投資アドバイザーから回答を得ました。
それによると、オルタナティブは資産を増やし続けており、米株式のトレンドに抵抗していますが、成長とその熱は減速しているようです。
オルタナティブ・ミューチュアル・ファンドには2011年、232億ドルの資産が流れこみ(非伝統的な債権のカテゴリーを除けば142億ドル)、一方米株式ミューチュアル・ファンドからは847億ドルが流出しました。
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