2012年6月20日水曜日

アクティブ運用ファンドの特徴

アクティブ運用ファンドはファンド・マネージャーの知識と専門技術によって平均的な指数ファンドよりもアウトパフォーマンスとなるといわれています。

しかし、このタイプのファンドが直面しているのはファンドに関するコストで、経費率だけではなく、取引費用、プラットフォーム使用量、成功報酬などが含まれます。これはここ数ヶ月間、株式市場が激しく変動し、コストがパフォーマンスに食い込んでいるため、非常に深刻となっています。

しかし、アクティブ運用ファンドは市場における投資家感情や、様々な期間で市場や部門がどのようなパフォーマンスとなるかに応じてマネージャーが資産を分散でき、様々なストラテジーを採用することができるという点で有用だといえます。また資産配分によってリスクを低減することができ、特に見通しが不透明な時には非常に有効です。

多くの人は慎重に投資を行うには、ポートフォリオがアクティブ型とパッシブ型の両方から恩恵を受けられるように、両方を用いるべきだと考えていますが、アクティブ型ファンドへの資産配分にはダウンサイドリスクがあり、特にマネージャーがよく考えずに分散を行った場合は、それぞれの資産が互いに相関しあうというような結果にもなりかねません。

アクティブ運用のファンド・マネージャーには、平均的なファイナンシャル・アドバイザー以上のスキルと豊富な知識が必要で、こういった技術と知識を用いているという点で、株式市場の変動を考慮する必要はあるものの、アクティブ型のファンドは有効であるといえるでしょう。




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