2012年6月22日金曜日

First Trust、北米エネルギーインフラ・ファンドを設立

200以上の投資商品を提供し、その多くが高い透明性と租税効率、そして株の選択においてルールに基づいたアプローチを用いるFirst Trust Advisorsが新たなアクティブ運用型上場投資信託First Trust North American Energy Infrastructure Fundの設立を発表しました。

First Trust North American Energy Infrastructure Fundの投資目的はトータルリターンの獲得です。このファンドの投資ストラテジーは投資家への分配金に焦点を置き、株式公開マスター・リミテッド・パートナーシップやパートナーシップとして税金を納める有限責任会社(MLP)、MLP系列会社、カナダのインカムトラストとその継承会社、パイプライン会社、公共事業など、少なくとも収益の50%をパイプライン、電力供給、石油や天然ガスの貯蔵など電力産業から得ている、主にエネルギーインフラ部門に従事する企業に投資を行います。

First Trustがエネルギーインフラ部門で最もよく知られた投資アドバイザーと考えるEnergy Income Partnersがファンドのサブアドバイザーを務めます。この企業は2012年4月30日現在で61億ドルの資産を運用しており、ポートフォリオ管理チームは長期にわたる様々な経験を持ちます。

Energy Income PartnersのCEOのJames Murchie氏は「Energy Income PartnersとFirst Trustは投資家に対し、需要の上昇と技術の発展が目覚しいエネルギーインフラ部門への新たな投資機会を提供できることを嬉しく思う。エネルギーインフラ企業は強い基盤を持っており、収益見通しに関して我々は非常に強気である」と語っています。

Energy Income Partnersはエネルギーインフラ資産を、維持資本負担が比較的低く(州間および州内パイプライン)安定した手数料ビジネスと考えており、ファンドの投資家に高い配分率を提供できると見込んでいます。現在のところ、Energy Income Partnersは石油やガス探査、開発、産出といった他のエネルギー部門は循環株であり、コモディティ価格に大きく影響されるため、ファンドのポートフォリオにあまりふさわしくないとしています。



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