2012年6月22日金曜日

ABNアムロ、プライベートバンキング部門のヘッジファンド投資比率を引き上げ

オランダ金融大手ABNアムロは、市場の高ボラティリティから利益を得るため、同社の運用資産のヘッジファンド投資比率を引き上げています。

ブルームバーグ社によると、同社のプライベートバンキング部門はヘッジファンドの組入比率をニュートラルからオーバーウエイトに変更しました。ABNアムロは1,640億ユーロ(2億700万USドル)の運用資産を有しています。

ABNアムロプライベートバンキング部門のDidier Duret氏は「ヘッジファンドは強気のポジションに転じ、株式および債券のロングオンリー戦略よりも、価値を引き出し資産を蓄積しようとしている。市場がファンダメンタルを無視しマクロ経済的および政治的リスクに翻弄される中で、グローバルマクロ戦略はより富を蓄積できる」と語りました。

ABNアムロは株式に対してはニュートラルを維持しています。



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