先月、JPモルガンはヘッジング・ストラテジーがうまくいかず、少なくとも20億ドルの予期せぬトレーディング損失を計上しました。近年の金融危機をうまく航行してきた、このアメリカ最大の銀行による発表は人々を驚かせ、大きすぎて管理できない銀行が存在するのでは、との疑問をかきたてました。
ダイモンCEOはその供述書の中で最新の損失見積もりは公開していませんが、トレーディングポジションに関連するリスクを減らすために前進していると述べています。ダイモンCEOは供述書において反省の色を示しており、損失を出したチーフ・インベストメント・オフィスには適切なリスク防御策がなかったと述べています。しかしダイモンCEOは銀行の体制が強固であること、そしてそのサイズは問題の中核ではないことを強調しています。どちらかといえば問題はトレーディング・ストラテジーに上層部が目を通さず、よく検討されなかったことにあるといいます。「我々の要塞のようなバランスシートは無傷だ。第2四半期の終わりまであと2週間あるが、この四半期にはしっかりとした収益を得られると確信している」。
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