2012年2月22日水曜日

2012年は強気の展望?

今日は、米国ベースのある新聞記事を読んでいたら、ヘッジファンドのマネージャー等は、2012年の世界経済は楽観的との見方で大方一致していると書いてありました。

この記事に拠れば、彼らは、米中の経済が予想以上に楽観視されていること、ユーロ圏危機も予想してたほど深刻ではないこと、中国経済もソフトランディングの可能性があることなどを挙げ、2011年当時の見通しを上方修正しているようです。

ヘッジファンド全体では、本年1月は平均して+2.6%のリターンを出したといわれていますが、S&P500のSPX指数の+4.5%リターンを下回っているのです。

現在、多くのファンドマネージャーたちがレバレッジを拡大し、リターン効果をより拡大しようとしています。さらに、ロングとショートのバランス(比率)をロングよりに修正するなど、強気の姿勢が現れています。

シティ・プライベート・バンクのヘッジファンド部長のフレセンティーズ氏いわく、多くのファンドマネージャーのリスク選好性が強まってきているとのこと。

今後のヘッジファンドの動きが気になるところです。





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