27日のニューヨーク株式市場では、スマートフォン(多機能携帯電話)の特許侵害をめぐる米連邦地裁の訴訟で、米アップルが韓国サムスン電子に事実上勝訴する陪審団評決が出たことを受けて、アップル株が急伸、一時680ドルを超え、21日の取引時間中に付けたこれまでの上場来高値(674.88ドル)を上回った。
一方、27日のソウル株式市場ではサムスン電子の株価が急落、前週末終値比7.45%安で終了した。ロイター通信によると、サムスンの時価総額はこの日の株価急落で約9500億円減少した。
米グーグル株もニューヨーク市場で急落。グーグルの基本ソフト「アンドロイド」を使ったスマホはサムスンを筆頭に世界市場を席巻してきたが、今回の評決で各メーカーとも商品戦略の見直しを迫られるとの思惑が広がっており、重しとなった。
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