2012年8月9日木曜日

ヘッジファンド・マネージャー、積極的に内部情報収集=内部告発者証言

インサイダー取引の容疑で告訴されている、北カリフォルニアのヘッジファンド・マネージャーが、テクノロジー企業の内部情報の入手に躍起になり、時には情報提供者の女性に花束を贈るなどしていたことが明らかになりました。

同企業の元女性従業員、Roomy Khan(ルーミー・カン)氏によれば、同ファンドマネージャー、Doug Whitman(ダグ・ホイットマン)氏は非常に積極的に内部情報の提供を迫ってきたといいます。政府側の証人であるKhan氏が、法廷2日目に証言しました。

ホイットマン氏は、テクノロジー企業Polycom(ポリコム)を対象としたインサイダー取引により、18ヶ月間でおよそ100万ドル相当の不正な利益をあげたとして告訴されています。

自身も2つの異なる刑事事件で訴えられているカン氏ですが、今回は同事件解決に協力的な姿勢です。同氏の火曜日の証言によれば、ポリコム社元幹部のSunil Bhalla(サニル・バラ)氏から社内の機密情報を取得し、同社四半期決済の情報が発表される前に、ホイットマン氏に内部情報を漏洩したとのこと。

カン氏自身、2006年1月に、バラ氏から得た内部情報を元に同社株を取引し、およそ30万ドルから40万ドルにおよぶ利益を不正に得ていたことを証言しました。




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