この6月、ヘッジファンド全体からおよそ49億ドルの資金が流出しました。過去12ヶ月間の流出資金は合計で、321億ドルにのぼります。ただし、5月には11億ドルの資金が増加していることも事実です。
バークレイ・ヘッジによる統計では、ヘッジファンド業界全体の運用資産総額は1.3%減少し、1兆7100億ドルとなりました。
それではこうした流出した資金の移動先は、どこでしょうか。リスク選好性の高い一部の投資家は、ユーロ圏のヘッジファンドへと資金を移行しているようです。こうした投資家は、ユーロ圏債務危機から派生する機会に乗じる期待が支配的なようです。同資金の約3%がこうしたヘッジファンドへ流れています。
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