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2012年8月10日金曜日

Carlyle Group(カーライル・グループ)ファンドが、ソシエテジェネラルからTCWを買収へ


プライベートエクイティ大手のCarlyle Group(カーライル・グループ)が、フランスの銀行ソシエテ・ジェネラルからTCW(Trust Company of the West)を買収することを明かしました。

米ロサンゼルスを拠点とするTCWは、米国最大規模のペンションファンド(年金基金)、大学基金や大手機関投資家の資産を運用しています。

この取引にかかる資本の大半は、カーライルのファンドである、Carlyle Global Financial Service Pertnersが負担します。TCWの現在の経営陣はほぼそのまま維持する形ですが、同社の持分はすでに減少しています。



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2012年8月9日木曜日

Knight Capital(ナイト・キャピタル)、自由市場ならではの理想的な再起


ウォールストリートで稀に見る、奇跡的な復活劇です。

システム障害に伴う誤発注で4億4000万ドルの損失を被った米マーケットメーカー(値付け業者)のナイト・キャピタル・グループ(Knight Capital Group)は、一度は破綻の危機に直面しながらも、投資銀行やプライベートエクイティーの資金注入などを活用し、わずか数日間で奇跡的な業務建て直しを成し遂げました。

今回のナイト・キャピタルの再起のプロセスでは、顧客の資金や税金などが直接的な損失を被ったわけではなく、一部の専門家からは理想的な経営判断であったとの評価を受けています。

ニューヨーク大学(NYU)金融専門のRoy Smith(ロイ・スミス)教授は、「これ(ナイト・キャピタルの再起のプロセス)こそ、期待されるべきやり方だ。自由市場の問題に対する、自由市場流の対応である」と述べます。

先週、同社のシステム上のエラーを伴う、不適切な取引活動により数十億ドル規模の資金が影響を受ける結果になったものの、ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)などの支援により事態を乗り越えました。



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2012年8月7日火曜日

米ナイト・キャピタル、ブラックストーンなどが総額4億ドル支援


米マーケットメーカーのナイト・キャピタル・グループ(Knight Capital Group)は6日、米プライベートエクイティ(PE)大手ブラックストーン・グループ(Blackstone Group)などから総額4億ドルの支援を受けたことを発表しました。

ブラックストーンの他、シカゴに拠点を置くマーケットメーカーのGETCO、金融サービスのTDアメリトレード・ホールディング、スティフェル・ニコラス、ジェフェリーズ・グループ、スティーブンスが、ナイト・キャピタルの優先株を1株当たり1.50ドルで買い、同社の株式を合計で73%取得したと、ナイト・キャピタルが声明を発表しました。

声明によると、これらの優先株はおよそ2億6700万株の普通株に転換できること、また現在7人で構成される取締役会に新たに3人が加わることが明らかにされています。

ナイト・キャピタルは前週発生した株式売買システムの障害により4億4000万ドルの損失を出しています。

ニューヨーク証券取引所は、ナイト・キャピタルの資本増強が完了するまで同社が扱う500以上の銘柄のマーケットメイク業務を一時的にGETCOに移管することを発表しました。

ナイト・キャピタルのトム・ジョイス最高経営責任者(CEO)は、優先株を引き受けた投資家グループはCEOと幹部チームを支持しているものの、これまでの戦略を維持するか縮小させるか現時点では分からないとしました。

投資家グループによる支援を受け、バンガード・グループとイートレード・フィナンシャルの大手証券2社がナイト・キャピタルへの注文を再開、同社に対する市場の信頼感がやや戻った模様です。




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2012年6月27日水曜日

Index Ventures、新ビジネスに3億5,000万ドル出資

ロンドンのベンチャーキャピタル大手Index Venturesは、6度目のベンチャー投資を発表しました。

Index Venturesは3億5000万ユーロの資金をスタート段階のベンチャー企業に融資します。2002年にIndex Venturesに入社し、ロンドン支社を設立したDanny Rimer氏は「我々はスタート段階の企業にとても積極的だ。今も規模の拡大を求めるベンチャー企業を探している」と言います。

Rimer氏によると、同ベンチャーキャピタルは3分の2を欧州の企業に出資します。彼はユーロヴィジョン・ソング・コンテスト的な見方をしており、「イスラエルも含まれる」と言います。残りの3分の1は主に米国企業に出資します。

同社はロンドン、ストックホルム、ベルリン、テルアビブ、パリはイノベーションの宝庫であり、これらの地域に主に注目しているそうですが、Rimer氏はイノベーションはヨーロッパ中どこからでも生み出される可能性があるとしました。

Rimer氏が特に着目しているのは、①商業、特にファッション市場②クラウドと大量のデータ③モバイルとソーシャルサービス④金融サービスの五部門です。

また同氏はロシアとトルコにも注目しており、両国は現在初期段階にあると言います。同氏は「我々はロシアを中国やインドと同じように捉えている。アメリカの同業他社は中国とインドを拡大の機会と捉えているが、我々はロシアとトルコをそのように見ている」とコメントしました。

Index VenturesのパートナーBernard Dallé氏は逆境にある経済状況にも関わらず、この6回目の資金集めはそれほど困難ではなかったと言います。同氏は「過去12ヶ月において、我々は3回にわたり、およそ10億ドルの資金を集めた。我々のLPのパートナー達の基盤はしっかりしている。これまでのところ、我々の資金集めはすべて募集額オーバーとなっている。今回の資金集めも2、3ヶ月で完了した」と話しました。

しかしRimer氏は「2、3ヶ月で完了することもあれば15年かかることもあるだろう。しかし我々には長期にわたる経験があり、10年にもわたってLPとの関係を構築してきている」と指摘します。

欧州に関してRimer氏は「我々がこれほど欧州に注目しているわけは欧州の企業家たちが他のどの地域の企業家にも匹敵するほどの力量を持っていると考えるからだ。彼らの商品は非常にグローバルである。しかしこういったすばらしい技量を持った企業家は様々な問題に直面している。彼らの技術を会社のビジョンに据えるということは我々の大きな課題だ。ヨーロッパの企業は守りに入る傾向がある。そのため、積極的にリスクをとる我々VC(ベンチャー投資家)が必要なのだ」と語りました。

しかし文化的な問題がいまだヨーロッパの成長を妨げています。Rimer氏は「テスコやPrintempsといった企業から人材を引き抜くのは非常に難しいが、アメリカでは公正さが評価されるのでこれが比較的簡単である。もしうまくいかなかったとしてもさほど大きな問題ではなく、元の職場に戻ってくることもあれば、多国籍企業でより重要なポストにつくこともある。こういった文化はヨーロッパには存在しない」と話しました。



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